1月 27, 2015

XF56mmF1.2Rの話

Posted in camera, scrible tagged , , @ 09:42 by R_tungsten

月は出ているか

 XFレンズがズームでも良く写るので、これは単焦点も使わにゃーと思っているうちに早一年。漸く単焦点をお買い上げ。XF56mmF1.2Rでございます。最近ではAPDフィルター内蔵の同じ焦点距離のレンズがありますが、APDじゃない方な!買うとき「APDじゃない方の56mmください」って言ったら店員さんに若干笑われた……。

 FUJIの中の人たちによると「最高のポートレイト用レンズを作ろう!」と意気込んで作ったおレンズのようです。ポートレート撮らないけど。中望遠スキーとしては見逃せない、とかなんとか。でも14mmも気になるよね(アレ?

 まず目を引くのが開放値の小ささでございます。F1.2だよ!なにそれこわい!

 中望遠(35mm換算で84mmですね)且つ、開放値が小さい、という事は当然ボケ狙いのレンズじゃろ!と言う事で開放ばかりで試し撮りしてきました。……開放バカ誕生の瞬間である。

人がいなくならない

 お分かりいただけただろうか?この距離でも手前の人物がボケるのであーる。うん。接写じゃない時のボケって好きよ。ちなみに上の写真も当然開放で撮っているが、合焦部は存外、と言うか非常にシャープである。全体の印象としてはコントラストが微妙に出ない感じであるが、ポートレート用ならば、こんなもんな方が使いやすいのかも知れぬ。ポートレート撮らないけど。

 ちょろっとF1.2とF5.6を比べてみようと同じ被写体を撮ってみたので以下に貼り付けておく。あ、被写体がアレなのはなんていうかその、他にディテールが多そうな被写体が見つからなかった……。

F1.2

↑F1.2

F5.6

↑F5.6

 うん……あんまり違いが分からない。後景のボケ具合はまったく違うけれども、合焦部の描写はほぼ同じ、変わらないと言っても良い。周辺部に行くと若干F1.2の方が甘いような気もするけども、言われなければ気づかないんじゃなかろうか。
 ちなみに、作例では左上が若干周辺光量落ちしているように見えるけども、たぶん空の色がちょうどそんな感じなだけだと思う。周辺光量落ちは開放からほぼないと思っていただいて大丈夫そうである。

 しかしまあ、これまた良く写るおレンズである。夜景でも活躍出来そうなのでバシバシ使ってみよう。

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1月 5, 2015

NikonF2を借りた話

Posted in camera tagged , , , @ 12:28 by R_tungsten

記念艦「三笠」

 昨年の終わりにNikonF2をお借りしたんである。
 F2と言えば、NikonのマニュアルフォーカスのフラグシップモデルとしてFの次に登場した機種である。Fはそれより以前のRFカメラ(NikonSP)の中心にそのままミラーボックスを配置したようなカメラであったが、F2になりSLRらしい改良が各所に施されている。例えば、裏蓋にヒンジが付いたり、シャッターボタンが前面寄りに配置されたりしている。AE可能なファインダーが広く普及したのもF2からと言ってよいだろう。
 F3は以前から使っていて、一度手放した後、MD-4付きで再び手元に戻ってきているが、飽くまでもシャッター速度優先AEカメラとして使う事が前提のカメラであるので、マニュアル機最高峰であるF2を一度使ってみたいなぁ、と思っていたんである。

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9月 17, 2014

CONTAX T2の話

Posted in camera tagged , , , @ 11:47 by R_tungsten

heavenly field

 機材が増えないと更新のネタがないとか、いよいよヤバい。どうも僕です。
 ちょっとした縁がありましてCONTAX T2が我が家にやってまいりました。一度所有してみたかったカメラでございます。T2と言えば、高級コンパクトのさきがけとして非常に有名ですね。その後TC-1やGRが登場するきっかけのようなカメラです。
 今回我が家にやってきたのは限定のゴールドモデル。元箱つきでございます。元の所有者がむかーし趣味で写真を撮るときにつかっていたのだそうで、「もうずいぶん使ってないよ」→「じゃあ、買い取ります」と言う流れで今に至る。余談ですが、T2の限定モデルにはこれとは別にブラックもございまして、そちらはそれなりにプレミアが付いておりますが、こっちのゴールドモデルは日本ではあまり人気がなく、中古相場もそこそこお安かったりします。出物はあんまりないんだけれど。

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4月 2, 2014

FUJI X-T1 インプレッションの続き

Posted in camera, scrible tagged , @ 11:48 by R_tungsten

bones

 X-T1を購入後1ヶ月ちょっと経ち、ようやく慣れてきたかな、と言うところなので、インプレッションの続きなど。
 と、その前に、X-T1さん、本体左のカバーを開けると端子から光線漏れすることが発覚したりしていろいろアレな事になっております(笑)。カバーを開けなければ実用上は問題ないっぽいのですが、気になるから一度FUJIに補修してもらおうかな……めんどくさいな、と考え中。

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3月 6, 2014

ズームレンズの話

Posted in camera, scrible tagged , , @ 13:05 by R_tungsten

heterogeneous love
※意外と逆光はいける

 ズームレンズと言うのは……まぁ、お高い奴を除けば写りはそれなり。標準ズームキットとかダブルズームキットとか、「とりあえず使えれば良いよね?」的にくっついてくるので、これレンズっていうか大きいボディキャップなんじゃね?と言う扱いを受けがちである、たぶん。
 とりあえず最初は50mmの標準的な単焦点を使って、足で稼ぎなさいよ、と言うのが定説であるし、僕もそう思う。いや28mmでも別に良いよ。むしろ広角域の単焦点一本で何年かがんばるときっと楽しいよ。

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2月 20, 2014

FUJI X-T1ファーストインプレッション

Posted in camera tagged , @ 13:00 by R_tungsten

窓越しの後姿

 珍事である。GRD2を手放して以来、3年ほどフィルムだけで活動してきた(※というかGRD2も2年ぐらいしか使わなかった)僕がついにデジカメデビューである。初ミラーレスである。初レンズ交換式デジカメである。……どうしてこうなった。
 夜景撮りが多いなら高感度耐性があるデジカメの方が楽じゃん、と言う思いと、まぁそろそろちゃんとデジタルの勉強もしておこうかと言う思いと、やべえ消費税上がるじゃんと言う思いが混ぜ合わさってこうなった、と言うのが実際のところである。奇しくもPRESTOのディスコンの噂が流れてきたのと時期が一致してしまったが、むしろ「こ、このお金でなんとかフィルム生産続けてくださいね?」と言う思いではあった……。今のところフィルムを辞めるつもりは毛頭ない。うっへり。

 と言うわけでFUJIFILMのX-T1を買ってしまったので、ファーストインプレッションなど。と言ってもどっぷりフィルムに浸かってたおっさんの言う事なので、参考になるかは分からない(笑)。

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1月 22, 2014

PENTAX6x7を借りた話

Posted in camera, scrible tagged , , , @ 12:02 by R_tungsten

irrotational sphere

 PENTAX6x7と言えば、135のSLRをそのままデカくしちゃったその佇まいから、「バケペン」の愛称のあるカメラである。実際デカい。そして重い。標準レンズ込みで大体2000gぐらいだろうか。大部分の中判SLRがウエストレベルを採用してペンタプリズムを省略しているのに対し、PENTAX6x7は巨大なペンタプリズムを使ってアイレベルを実現している。そりゃ重い。しかしなかなかピントのつかみ易いファインダーになっている。ファインダーは交換式なので、ウエストレベルにも出来る。こっちの方が多少軽い。
 6×7のフォーマットが印刷媒体と相性が良い事から、かつては使用するプロも多かったり、撮り鉄の方たちにも人気があったりしたようである。現代では何故か女性がぶんぶん振り回す印象になっているが、もしかすると僕の周りの環境がおかしいのかも知れない。
 今年に入って、無性に「でっかい人工物撮りたい!じゃあカメラもでかい方が良いんじゃね?」と言う謎の衝動がやってきていて、持っている友人に1日貸してもらった。ちなみに6×7は途中から67と呼称が変わっているが、今回お借りしたのは初代6×7の方である。後継機の67IIと言うのもあるが、こっちは結構形が変わっていたり便利になっていたりする。今でも少しお高めの価格設定となっている。

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12月 10, 2013

2013年 物欲まとめ

Posted in camera, scrible tagged , , , @ 10:39 by R_tungsten

kingdom of curry

 みんなー!物欲決算はっじまーるよー!!
 …………引越しなのである。なんか去年も同じ時期に引越しだった気がするが、またも引越しである。そろそろ引越しのプロを自称しても良い頃である。
 と言う訳でネット環境がしばらくなくなるので今のうちに2013年の決算をしておく。しかし今年はIYH禁止令の件もあって案外すくな……いこともないな。

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12月 2, 2013

Tele-Elmarit90mmF2.8の話

Posted in camera, scrible tagged , , @ 12:52 by R_tungsten

月夜に踊る

 さて、Tele-Elmarit90mmF2.8の話をしよう。
 テレ、と言うのは皆さんご存知の通り、「遠くの」と言った意味の冠頭語である。「television」とか馴染み深い。元々90mmのElmaritと言うレンズが存在するので、この場合のteleと言うのはテレフォトタイプのレンズ構成である、ということを指す、たぶん。テレフォトタイプとはなんぞ?と言うと、後群に凹レンズを配置する事で焦点距離を実際のレンズ長より延長する構成の事である。要するに、短いレンズでも望遠に出来るよ、という事。余談になるが逆に前群に凹レンズを配置する短焦点レンズのことをレトロフォーカスタイプと呼ぶ。レトロフォーカスタイプではレンズ面から後方へ焦点位置が奥まるので、SLRではミラーを動かせるスペースが出来上がるわけである。そんなわけでSLRの広角レンズはほとんどレトロフォーカスタイプになっている。ちなみにこれら前群と後群のレンズ構成が非対称であるレンズにおいては、対称な構成のレンズに比べて、収差の補正が困難になる特徴がある。

 とまあ、そういうわけなのでTele-Elmarit90mmは90mmの割りにコンパクトで取り回しが良いレンズとなっている。が、逆光に強くないのでフードを使うと、このフードが深くて長いタイプなので、全体としては「わたし、望遠です!」と言う見た目になる。ままならねえ。

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11月 13, 2013

沈ズミの話

Posted in camera, scrible tagged , , , @ 14:17 by R_tungsten

沈ズミ
※iPhone5で撮影

 さて、M3の標準レンズと言えば、初代Summicron50mmF2(沈胴)である。沈胴ズミクロン、略して沈ズミとか言われる。初代も途中から固定鏡胴(※写りがちょっと違うかも、と言うお話もあるが)になっており、以降第2世代からはずっと固定鏡胴なので、沈ズミと言えば初代のコレを指す。ちなみに沈ズミにはLマウントのものも存在する、と言うか実はこちらが本当の初代。M3発売に合わせてMマウントになった、らしい。
 初代の固定鏡胴の前期型は、某雑誌で解像度チャンピオン(※しかも未だに破られていないらしい)に輝いた事もあるトンデモレンズであるが、沈ズミはまた別かも知れない。個体差がある時代なので、ほんとのところは最早謎である。

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