1月 5, 2015

NikonF2を借りた話

Posted in camera tagged , , , @ 12:28 by R_tungsten

記念艦「三笠」

 昨年の終わりにNikonF2をお借りしたんである。
 F2と言えば、NikonのマニュアルフォーカスのフラグシップモデルとしてFの次に登場した機種である。Fはそれより以前のRFカメラ(NikonSP)の中心にそのままミラーボックスを配置したようなカメラであったが、F2になりSLRらしい改良が各所に施されている。例えば、裏蓋にヒンジが付いたり、シャッターボタンが前面寄りに配置されたりしている。AE可能なファインダーが広く普及したのもF2からと言ってよいだろう。
 F3は以前から使っていて、一度手放した後、MD-4付きで再び手元に戻ってきているが、飽くまでもシャッター速度優先AEカメラとして使う事が前提のカメラであるので、マニュアル機最高峰であるF2を一度使ってみたいなぁ、と思っていたんである。

 さて、今回お借りしたのはAE機能がないアイレベルファインダーが付いてる個体であったが、ぶっちゃけFとかF2はアイレベルファインダーの方が価格が高かったりして、なんか不思議である。F2まではペンタ部が尖がってるデザインなので、その先端が傷つき易いというのも一因であろうが、AE付きファインダーの方が高機能であるのに安い、と言うのは実に面白い現象である。お借りした個体はファインダーの見え方も綺麗で、F2らしいぱっきりした駆動音で非常に気持ちが良かった。
 どうしてもF3との比較になってしまうが、シャッター音にしろ巻上げの感触にしろ、F3の方が改良されてスムーズになっている感じは否めない。逆にF2はぱっきりくっきりしていて、機械式らしい印象が強く、これは完全に好みによってどちらを良いと思うか分かれるのだろうな、と感じた。
 あと個人的な感想だけれど、シャッターボタンのストロークが微妙に長い。機械式だからこんなものかな、とも思うがソフトレリーズがあったほうがもっと快適なのでは?と感じた。

廃墟感

 今回Nikkor-S Auto 35mm F2.8も一緒にお借りしたのだが、Nikkorはどの焦点距離でもNikkorだな、と言う印象。線が太めに出る骨太な描写である。コントラストも強めに出るので比較的扱い易いレンズである。この辺、同時代の舶来のレンズ、ライカやツァイスとは明らかに性格が異なっている。土地柄の差、と言うのもあるのかも知れない。黒白で撮った時の中間調の豊かさではライカには及ばない感があるが、印象のはっきりしたものを撮ると活躍できるレンズであろう。35mmの画角は久しぶりだったが、スナップにおいては実に扱い易い画角である事を再認識できた。ぶっちゃけSummaron欲しい(アレ?
 ちなみに、1ロール撮っていて気づいたが、RFに慣れすぎたのか中距離の写真がやたらと多い。接写も出来るのにSLRらしい写真がほとんど見当たらなかった。SLRを常用するならもう少し工夫が欲しいところ。まぁ……たぶん……しないんだけど。

ようこそ(重低音

 もう1,2本撮ってからお返ししようかな、と思う。自分で買うかと言うと……うーん。F3あるしなぁ。

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