2月 20, 2014

FUJI X-T1ファーストインプレッション

Posted in camera tagged , @ 13:00 by R_tungsten

窓越しの後姿

 珍事である。GRD2を手放して以来、3年ほどフィルムだけで活動してきた(※というかGRD2も2年ぐらいしか使わなかった)僕がついにデジカメデビューである。初ミラーレスである。初レンズ交換式デジカメである。……どうしてこうなった。
 夜景撮りが多いなら高感度耐性があるデジカメの方が楽じゃん、と言う思いと、まぁそろそろちゃんとデジタルの勉強もしておこうかと言う思いと、やべえ消費税上がるじゃんと言う思いが混ぜ合わさってこうなった、と言うのが実際のところである。奇しくもPRESTOのディスコンの噂が流れてきたのと時期が一致してしまったが、むしろ「こ、このお金でなんとかフィルム生産続けてくださいね?」と言う思いではあった……。今のところフィルムを辞めるつもりは毛頭ない。うっへり。

 と言うわけでFUJIFILMのX-T1を買ってしまったので、ファーストインプレッションなど。と言ってもどっぷりフィルムに浸かってたおっさんの言う事なので、参考になるかは分からない(笑)。

 【外観・操作性】
 ペンタ部っぽい盛り上がりがあるので、一眼レフっぽいが、EVFである。が、液晶と接眼部の間にかなりの光学機構が挟まれてるっぽい。むしろその所為でペンタっぽい形になっているのだと思う。EVFにしてはなかなか完成度が高い部類である。EVFについては追々。このペンタ部らへんを含めたトップカバーははちりめんっぽいザラっとした加工で、結構印象的である。格調高いかと言うと、はてなだが……。見た目の印象を裏切らず、持ってみるとかなり剛性が高そうだな、と言う印象を受ける。しかし軽い。普段から真鍮製のカメラばかり使い過ぎ、と言うお話もある。マグネシウム合金すげえ。
 機種名のTは「trust」と「tough」のTであるんだそうで、防滴防塵の為に稼動部にかなりのシーリングが施してあるらしい。この辺り、ダイヤルが多いデザインと相反する感じを受けるが、ダイアルのクリック感はシーリングをあまり感じさせない丁度良いところに落とし込んであるな、と言う印象。シーリングの樹脂が擦れるゴリっとした感じが全然ないかと言うと……まぁそれなりにある。かなり健闘してこうなったんだろうと思う。
 ISO感度、シャッタースピード、露出補正のダイヤルが配置され、それぞれ特有のロックがかかったりかからなかったりする。たぶん使用頻度が低いほどロックを解除しないと回らないように配慮された設計。露出補正に至ってはまったくロックがないが、トップカバーの外側にはみ出す大きさではないのでそれほど誤動作はしない。むしろ電源スイッチの方は誤動作しそうな感じではある。が、それほど困らないだろう。
 Fnボタンは5つまで設定可能である。それぞれ長押しでいつでも設定変更可能なので、使いやすいと思う。
 …………まぁ、「やべえ!ボタン多すぎる!設定項目多すぎる!わけわかんねえ!」とフィルム人類は思うハズである。慣れの問題はある。あまり迷わずてきとーに使ってみるつもり。
 ホールドはボディの小ささ、軽さもあってか良好である。表面の滑り止め樹脂の感触もそれほど悪くはない。
 右手側にメモリーカードスロットがあるのだが、この蓋が意図せず開いてしまう事があった。一応手前に引かないと開かない構造なのだが、よく擦れる場所なのでちょっと心もとないかも。折角の防滴、防塵も不安要素を残しちゃってる感じである。

対話

【EVF】
 世界最大らしい。なかなか見やすい。レスポンスも良い方だろう(表示速度はこれまた世界最速だそうで)。見え方はまだOVFの方が(※特にM型のRFを想定している)全然使いやすいのは間違いないが、一方情報量や表示の仕方に将来性を感じる。特にMF時には中央部の拡大像と全体像を同時に表示する事が可能だったりして、あぁ、これはOVFには出来ないやな、とか思った。ともあれ現行のEVFでは最も優れている部類だと思う。
 暗い場所ではノイズはさておき、照度を上げて表示しようとするので、覗くと「うお!まぶしい!」となる。あとイマイチ出来上がりがイメージし難い。たぶんこれも慣れの問題。
 表示しっぱなしの時のレスポンスは良いが、アイセンサーで覗いた時だけONにしようとすると、「おっそーい」と思う。スナップに使うにはまだまだ技術の進歩を待たねばならないようである。ズームレンズだとレンズに絞り値が彫ってないので、結局液晶で確認する事になるのだが、これが地味に面倒である。シャッター優先で勘露出を踏まえて使えばそれなりに早く撮れるかな、とか構想中。
 どうでも良いかもしれないが、昨今のカメラには珍しい(?)光学的な視度補正が付いている。このダイヤルのコリコリした感じが好き。……CONTAXのヘタすると折れそうな視度補正よりは何倍もマシである。あれはあれで良いもんだが。

西口からコクーン
※ISO3200

【画質】
 さすが最新鋭機と言うべきか……余程高感度でない限り問題を感じない。ISO3200までは普通に実用感度と考えて差し支えないと思う。流石に51200は、ど、どうかな?と思うけど、案外モノクロなら嵌るかも?
 内部現像も優秀なので撮って出しで充分では?と思う。この辺り得意ではないので断定は出来ないが、デジカメらしい見たまま綺麗な感じに撮れる。
 レンズも流石に地味に定評のあるFUJIだけあって、付属のズームレンズ(XF 18-55mmF2.8-4 R LM OIS)でも全焦点距離で充分な画質である。ワイド端は多少歪みを感じるが、広角らしいよね、で済む程度だと思う。
 若干適正露出で少しオーバー気味かな?と思う事があったが、たぶん暗めの夜景写真に慣れてるせいかな。

【フォーカス】
 コンティニュアスはたぶん使い物にならない。が、動体を撮らないので、個人的には問題ない。シングルAFは優秀、かつ静音である。時々迷うのはご愛嬌。
 AFエリアを選択出来るのだが……これは使いどころが分からない。カメラ動かせば良いじゃん、と思う。基本的には中央だけ使ってればたぶんよさじ。
 MFアシストはソフトウエア的にスプリットイメージを作るパターンと、合焦部を強調表示するパターンを選べるのだが、便利なのかも?まだMマウントアダプタが届いてないので使用する機会がない。ともかく「わっか遊びでMFをガシガシ使ってね!」と言うメッセージを感じる。EVFが優秀なのでアシストがなくても実用出来そうな気もする。それほどピントを追い込む撮り方をしないので良く分からない。

丸の内南口

【その他】
 最近の流行か、Wi-Fiでスマホと連携出来る。便利かも?でもスマホにもカメラついてるじゃん、とか思う。レリーズケーブル代わりに使うと便利かな?しかしなんだかすごい時代だなぁ、とおっさんらしい感想を抱いた。

 と、最新のデジカメについて、オールドなカメラしか使わなかったおっさんが書いてみた……。なんかこえぇな、この状況。

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