11月 3, 2013

Summar50mmF2の話

Posted in camera, scrible tagged , , , @ 11:52 by R_tungsten

首のない個性

 Summaron35mmF3.5と一緒に、Summar50mmF2もお借りしていたのである。どうにか試写ってきたので、今回はSummar50mmF2のお話。日本では「ずまーる」とか「ずまー」とか呼ばれる。どうでも良いが個人的には「ずまー」と呼んでしまうことが多い。だって楽じゃない。
 Summar50mmF2と言えば、ちょっと前にも話に触れたが、50mmのLマウントレンズの歴史の中では、ElmarとSummitarの間にあたる。Summarがソフト過ぎてライカ人類の人たちにはいまいち受け入れられなかったのも、割と有名なお話である。と言うかSummarは前玉に傷が付きやす過ぎて、今残っているレンズはほとんど「傷込み」の性能になっちゃってるので、「ボケ玉である」とか「クセ玉である」とか言われてるのかも知れぬ。今となっては良く分からないお話である。
 ちなみに状態を考えなければ、最もお安く手に入るLマウントレンズの1つでもある。

to higher

 今回お借りしたSummarは、そこそこの状態……である。派手な傷はないが、ちょいちょい来ちゃってる、まぁSummarだし、ぐらいの状態と言えば、雰囲気が通じるだろうか。メッキはニッケルなので、ちょっと金色っぽくて格好良い。まぁ本来ならDIIとかDIII辺りのニッケルメッキのボディだと尚似合うのだろうと思う。
 いつものクセで直線の多い風景を狙ってみたが、いやはやそこそこ絞っているとは言え、思ったよりもきちんと写るものである。全然ボケ玉なんかではない。

outline

 フードなし、逆光でも結構イケてる。コントラストは低下するが、ディテールが損なわれるほどではない。いいぞSummar。案外出来る子だ!

little water surface

 レンズの個性を楽しみたいなら、開放付近で近接撮影が鉄板である。しかしまぁ……後ろボケがわやくちゃになる。カラーだともっとうるさい感じになるだろうが、これはこれで面白い。たぶんおされカフェとかで使うと良い雰囲気になるのではー?接写は出来ないけど(笑)

 総じて標準レンズとしては充分な性能のレンズである、と言えるだろう。開放付近の個性も上手く使えばふわっとして、なかなか良いと思う。問題は前玉に傷が付かないように充分神経を使わないといけないこと、か。
 そう言えば、わたくし、このSummarの試写中に「沈胴を引き出しきれていない」と言う初歩的ミスを犯しまして、1ロール近くまるっとピンボケなんてトラウマを植えつけられました……。設計の新しいレンズだと、引き出しきれていない状態ではフォーカスリングが回らない仕様になっているものもあるらしいんですが、ケアレスミス、ダメ、ゼッタイ。

【参考記事】
Summaron35mmF3.5の話
Summitar50mmF2の話

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