10月 28, 2013

GR28mmF2.8(Lマウント)の話

Posted in camera, scrible tagged , , , @ 12:41 by R_tungsten

毎日が記念日?

 GRと言えば現代でもデジタルカメラとして存続している、RICOHのブランドである。かつて高級コンパクトが流行したちょっと後に、「なかなか良いレンズなので、本数限定でLマウントにしちゃろ」と言うのも流行った事があるのだが、今回のレンズはそんな経緯で作られたものである。要するにフィルム時代のGRとそっくり同じレンズ、と言うわけ。Lマウントで28mmならこれだろうなあ、使ってみたいなあとtwitterで呟いていたら、「じゃあ、使ってみる?」とお貸し頂いた。天使かなにかか。なんでも言ってみるもんである。

 外観。ほんとにF2.8?と疑いたくなる程、前球はちっこい。レンズ全体としては決してコンパクトではないのだが、当時フィルムカメラとしてはギリギリまで薄い、と評されたGRのレンズであるぞ、と言われるとなんだか納得である。専用のねじ込みフードを介してレンズキャップを装着する方式なのだが、残念ながら購入時点で既にキャップはなかったそうである。だが、前球が奥まっているのでそれほど気にはならない。本来はAFレンズであるが、ライカっぽく使えるように、きちんとフォーカスレバーが付いている。
 Lマウントなので、バルナックに付けたくなるが、フードを装着した状態だと、距離計の下半分ぐらいがケラれる。ピントが合わせられないほどではないし、フードを外せば問題ない。もしかすると戦後バルナックなら平気なのかも?未検証である。
 ちなみに最短は0.7mだが、IIIaだとボディの最短が0.8mなので近接では途中から距離計が連動しなくなる。まあ、勘で撮れば済む話である。
 今回IIIaで使いたくて、うっかりサードパーティ製の外付け28mmファインダーを買ってしまったが、L-Mリングも同時にお借りしたので、別にHEXAR RFで普通に撮れたよね……。

nonsense strand

 描写はGRらしいと言うか、28mmのクセに歪曲も少なく、きっちり結像する。直線がキリっとするので、建物を画面に入れたくなる。ディテールもしっかり残るなかなか優秀なレンズである。イメージサークルに余裕があるのか、周辺光量落ちはほとんどない。

大黒様がうじゃうじゃ

 逆光もOKと言って良い範囲だろう。フレアは条件によっては出るが、ゴーストはほとんど発生しない。コントラストも実用範囲で残るっぽい。

autumn has come

 個人的な好みの話だが、街の中の「直線や曲線が何気なく綺麗に絡まっているところ」が大好物なので、GR28mmはその辺り、しっかり描写してくれるので楽しい。
 ネガの時点で「こいつはなかなか現代的だなぁ……」と思うシャープネスである。オールドレンズ使いすぎ、と言うお話もあるが(笑)。実際焼いてみても特に苦労なくコントラストが出てくる。逆に軟調気味にしようとすると難しい感じではある。

 しかし本数限定のレンズ、かつ結構人気であるので、市場価格はお察しくださいである。ボディごと買った方が安くなったりする。ぬぅ。

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