10月 16, 2013

Summaron35mmF3.5の話

Posted in camera, scrible tagged , , , @ 12:34 by R_tungsten

summaron35mm
※分かると思いますが左のIIIaにくっついてる方です。

 Summicronが開発される前は35mmと言えばSummaronがポピュラーであった。むしろElmarとSummaronしかなかった。後に硝材が変わってF2.8になるが、今回はF3.5の方のSummaronのお話。通称「ずまろんさんはん」である。
 このSummaron35mmF3.5、モノクロで使うと階調が物凄い豊かであると評判である。特に暗部のディテールが残るとかなんとか。先日二人展の最中にSummarと共にお借りしたので試写ってみた。

bamboo-like windows

 ちなみに、Summaron35mmF3.5は前期型と後期型が存在する。まぁ例によってと言う感じではあるが。後期型はM用に作られたものをLマウントに変えたものらしい。今回お借りしたのは前期型の方である。
 外観。非常にコンパクト。絞りはクリックストップ付きで、数値は既に国際基準値の方になっている。F3.3とかわけわからない数字じゃなくて使い易い。勿論慣れの問題ではある。
 この絞り環、フォーカスを動かすと一緒にぐるっと回る仕様になっていて、ピントを合わせた後だと示標が上から見えなくなってしまう。当然と言うか、無限遠ロックがかかっていないと絞りと一緒にフォーカスも動くのでそこのところは撮る際の順序によってはめんどうくさい。とは言え、普通ピントより露出を先に合わせるだろうし、気がついたら無限遠でロックしている事が多いので個人的には問題ない。

 さて写りの方であるが、噂と違わず暗部が粘る印象である。開放がF3.5と暗めだが、バルナックはスローに強い方なので夜景でも使える。きっちり描写してくれる使い易いレンズである。

blossom in dark

 その場の光量にもよるが、絞り開放付近では周辺光量落ちが発生するようだ。これも演出として狙って使えれば問題ない。しかし開放付近なのに、結像部はやたらディテールが出る。これは楽しい。

almost ruin

 古めのおレンズであるので、逆光は苦手である。コントラストの低下が著しい。露出が来てる部分は比較的きちんと写っているようではある。モノクロなら焼き方によっては問題なかろう。

 ところで、IIIaには当然35mmのファインダーなんてないので、正像VIDOMも一緒にお借りしたのだが……これが尋常じゃなく見難い(笑)。足の部分にパララックス補正のレバーとかついててギミック的には面白いのだが、重いし、ボディのファインダー並みに見難い。ただ、おでこにくっ付けてカメラを固定するには優秀なアクセサリーである。ぶっちゃけSBLOO欲しい。高い。
 総括としては、コンパクトで写りも良いので、バルナックでスナップするには最適なんじゃないか、と言った感じ。レンズそのものはそれほど高価ではないので、そのうち手に入れたいなぁ。でもSBLOOがなぁ。

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1件のコメント »

  1. MoBlue said,

    35mmにて撮ったことがないのですが、いいですねー


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