2月 28, 2013

黒白写真で撮るのが恐くなくなる話

Posted in scrible tagged , , @ 11:57 by R_tungsten

hanged cycle

 黒白やりましょうよぅ!と言うと、いや、モノクロは何を撮って良いのかよくわかんないんですよね、と言われることがある。色に頼らないのって難しくないですか?とか云々。
 自家現像を始めて1年ちょっとだけれど、その間結構たくさん黒白で撮ってしまったので、今となっては、「あれ、そんなもんだっけ?」と言う感じが強いが、たしかに最初は何を撮ったら良いんじゃー!?と思ったこともある気がする。
 昨今、フィルムのディスコンが相次ぐ中、黒白も需要の問題か結構やばめの展開が起こりつつあるので、ここらで黒白啓蒙なんてどーじゃろーと思うんである。

 と言うわけで、今回は黒白が恐くなくなるお話。

 何を撮ったら良いのか分からない、と言うのは詰まるところ考えすぎなんじゃなかろーか、と思う。確かにカラーより黒白向きの被写体、と言うのはあるだろうけれど、別にそんなもの気にしないで良いんである。とりあえず10本ぐらい黒白だけで撮ってみたら、黒白で「嵌る」被写体と言うのはなんとなく掴めるハズである。……いやいや何を撮ったら良いかわからないんだから10本も撮れないよ!と言う意見もありそうだが(笑)。

rusting shadow

 そんな場合は、個人的にはどういう黒白写真が好きなのか、を考えてみれば良い。何を撮ったら良いのか分からない、と言う前に、黒白写真を好きになれるのか、をもう一度考えてみるのだ。本屋や図書館に行けば著名な写真家の黒白写真なんてゴロゴロしているのだから、その中で好きな1枚を探してみてはどうだろうか。その上で、自分が撮るべき黒白とは、どういったものなのか改めて考えてみれば、自ずと何を撮れば良いのか明らかになるハズである。

明日の神話

 最初から、「黒白は頭を黒白モードに変えて撮らねばならぬ」などと言われると、プレッシャーである。思うに、そういったアドバイスは黒白で散々撮った人間が言ってしまうことなのではなかろうか。実際のところ順番は逆である。つまり、「黒白でたくさん撮った」⇒「頭が黒白になった」⇒「黒白で撮る時は頭を黒白にするようにした」の順である。最初から頭を黒白にして世界を見よう、などとは思うべきではないし、実際無理である。
 だが、写真を撮ろうとすると頭が黒白に切り替わってしまう、という感覚はたしかに存在する。カラーだけ撮っていたのでは味わえない感覚なので、本当に是非一度味わって欲しい。これまで知らなかった風景が見えることは保証できる。ついでに言えば、黒白で撮る感覚を磨くと、物の陰影であるとか質感であるとかに非常に敏感になるので、カラーで撮った時の写真も変わってくるはずである。好ましい結果になるかは知らないが(笑)。

 と言うわけで、黒白写真、いかがですか?

【参考リンク】
黒白症候群
黒白写真だけのset「monochrome parade」

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