9月 26, 2012

レンタル暗室に行こう

Posted in scrible tagged , , , @ 13:44 by R_tungsten

upside and downside

 手焼きのプリントに興味はあるんだけど、流石に自宅に暗室を作るのは敷居が高すぎる、と思っている方は多いかと思います。ほぼ都心部に限定の手段になりますが、そんなときはレンタル暗室を使う、と言う手があります。ちょろっと検索サイトで「レンタル暗室」と入力してみると、案外沢山ヒットすると思います。
 「いやいやレンタルだって敷居たけえよ」と言う方もいるかと思いますが、そういう場合はとりあえずレンタル暗室が主催のワークショップに参加しておく、と言う段階を踏むと、割と敷居は低くなります。そもそも暗室技法はこれっぽっちも経験ないよ、と言う場合はその方が基礎から学べてお得かもしれません。

 一言にレンタル暗室、と言ってもその形態にはいろいろあるようです。公民館と一緒になってる古くからやってるところ、ギャラリーと一緒になっているところ、美術館と一緒になっているところ、えとせとら。と言うわけで、その中から選ばねばなりません。その際のチェックポイントなど。

 ・料金
 大体は1時間につきおいくら、と言う感じになってます。薬品代は別のところ、既に含んでいるところ、乾燥時間まで料金がかかるところ、乾燥は別料金のところ、など。相場はいろいろですが、1時間だいたい1000円ぐらいでしょうか。普通に2、3枚、本番プリントを作るだけなら3、4時間あればなんとかなる事が多いです。

 ・時間帯
 営業時間が深夜まである暗室もあります。集中するには深夜が良いですが、最初はやめておいたほうが無難なのではーと思います。誰も居ないし、困ったとき、結構絶望すると思います。深夜帯料金でお安くなるところもあるようです。

 ・引き伸ばし機
 調べてみると、「うちではどこどこ製の引き伸ばし機を置いてありますよ」と情報を提供してくれているところがあります。そういう暗室は借りる人間の事を考えてくれているところなので、たぶん使いやすいと思います。
 複数メーカーの引き伸ばし機から選択できたり、引き伸ばしレンズを選択できたりするところもありますね。レンズに関しては、よほど酷いものでない限り、大伸ばしにしなければ差は出てこないです。興味が沸いてきたら色々試してみましょう。

 ・印画紙
 通常は置いてありませんが、1枚いくらで売ってくれるところがあります。緊急時には助かると思います。とは言え、自分が使う印画紙が置いてあるかは事前に調べておかないといけませんね。
 また、RCとバライタで料金が違う場合もあります。バライタの方が高めの設定になります。最初はRCで練習する事になるでしょうから、とりあえずは気にしなくてもOKですが、興味が沸いてきたr(略
 使う印画紙のサイズによって料金が違う場合もあります。大きくなるほど、焼くのも大変になってくるので、とりあえずは六切りぐらいがオススメです。キャビネとかはあまり引き伸ばす意義がないでしょうし、焼き方であまり差が見えてこない大きさなので、最低で六切りから、が良いかな、と思います。
 暗室によって、引き伸ばし機が違いますから、当然引き伸ばせるサイズの限界も違います。どこかしらに書いてあると思うので、よく調べましょう。

great delight

 ・カラーorモノクロ
 原理的にはRCの多階調紙ならカラーの引き伸ばし機でもモノクロが焼けますが、基本的にはモノクロ専用機を使いますし、モノクロ専用機ではカラーは焼けませんので、これも引き伸ばし機に依存してどっちの暗室になるか、が決まります。両方ある暗室もあれば、片方しか用意がない暗室もあるので、自分がどっちを焼きたいかで選びましょう。料金はカラーとモノクロで異なる事が多いです。
 ところで、わたくし、最初に入るならカラーの方をオススメしたいと思います。出来上がりは割りと見慣れてるでしょうし、きっとネガも多く持ってるでしょうし、焼き付けた後は印画紙をプロセッサーにつっこんで待つだけなので、モノクロよりとっつきやすいです。ただ、色の再現を悩むとドツボに嵌り易いし、頭痛くなるので、ほどほどに(笑)。
 モノクロはプロセスを手動で、竹箸でふわふわやりますので、基本的にはずっと身体が動いてますから、結構忙しいです。けど、像がふわーっと浮き上がってくるのが見たいんだよ!と言う人は、こっちをオススメします。と言うか、楽しさなら断然モノクロです。突き詰めていくと、露光とコントラストの調整で、かなりマニアックな事を自分でやれるので、楽しいですが、それなりに知識を身につけてからがいいかな、と思います。カラーは自由度がモノクロに比べて低いので、ゆくゆくは是非ともモノクロ暗室にチャレンジしましょう。

 ・その他
 暗室内が整理されているか、は割りと重要なポイントです。暗室なので、物が見にくいですから(※カラーは全暗ですから、まったく何も見えません)、それなりに周囲が整理されていないと、作業の効率が悪いです。でもこれは実際見てみないと分からないところです。多くの使用者が居て、かつ管理する側の人間が常駐していない暗室、と言うのは煩雑になりがちなので、その辺りから類推してみる、と言う手段もありますが、やっぱり見た方が早いよね(笑)。
 管理者が常駐しているか、と言うのも一つのポイント。初めて利用する時に管理者が居ないと、まずモノの位置が分からない、という事があります。いつでも質問できる、のはとても有難いことです。慣れてる場合は常駐していないところの方が集中出来るかも知れませんが。

 と言った感じ。まずは電話で色々聞いてみると良いと思います。「そもそも電話するのが敷居なんだよ」と言う方も居るかもしれませんが、ご安心を。今の時代、レンタル暗室のお客さんは結構希少です。管理側からすれば、お客さんはもっと居てくれた方が営業し易いハズ。大抵は親切に対応してくれると思いますし、使用すると喜んでくれたりします。こっちもハッピーあっちもハッピー。WIN&WINの関係でお互い幸せですので、躊躇せずにまずは一歩踏み出してみてはいかがでしょうか。

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