1月 17, 2012

Hasselbladユーザーのしょーもないこだわりの話

Posted in camera tagged , , , @ 13:56 by R_tungsten

TOKIA

 おんなじカメラを使う人の中にもいろんな拘りを持つ人たちがそれぞれ居る。例えば同じLeica遣いでも、「Leicaの標準と言えば35mmだろう」派と、「いやいや標準はやっぱり50mmでしょう」派がいる(と、勝手に思い込んでいる)。
 じゃあHasselblad遣いにはどんな人たちが居るのか、とてもしょーもない話になるが纏めてみる。

 1.使うレンズはC派、CF派
 Hasselbladのレンズは大きく、初期のCレンズとCF以降のレンズに分けられる。Cレンズが他と違うところは、絞り羽にRが付いている(要するにちょっと曲線になっている)ところと、絞りを変化させると被写界深度を表す指標が移動するところ、絞りとシャッタースピードを基本的には同時に動かすところなどである。
 Cはそれ以降に比べて絞り羽のRのおかげでボケが柔らかく、なんとなくやさしい写りになる。そんなわけで割りと人気が高い。お安いし。ちなみにCは使われているシャッターがFriedrich Deckel 社のコンパー(Compur)と呼ばれる製品なので、その頭文字を取ったネーミングである。CFからはプロンター(Prontor)という名前のシャッターに変更されており、こちらの方が耐久性は高い、らしい。CFのFは「フォーカルプレーン機でも使えるレンズだよ」の頭文字FをCの後ろにくっ付けた、という謎のネーミングである。コンパーじゃないのにCが残っている辺りちょっとよくわからない。CFレンズではシャッタースピードに「F」が追加されており、ここに設定するとレンズシャッターがレリーズと連動しなくなる、が、500シリーズでは基本的に使わない。
 どうでもいい話ですが、わたくし、CよりCFの方が使いやすいし、写りがかっちりしていて好みなのでCF派です。けど周りを見渡すとなぜかCを使っている方がメジャーなようです。

22:16

 2.ボディは500C/M以前派と以降派
 500C/Mまでは巻き上げの感覚が気持ちいい、らしいです。比べたことないので都市伝説かもしれません。
 500C/M以降は内面反射の処理が変わり、逆光により強くなっているようですが、この処理部分が剥がれたり割れたりし易いらしいので、買うときには注意です。
 どうでもいい話ですが、わたくし、500C/Mまでのほうが(略

 3.用語はきっちりHasselblad準拠派と別に分かればいいんじゃね?派
 Hasselbladの商品名は何故か他のカメラと微妙に違うことが多いのですね。例えば、レンズフードのことはレンズシェード、接写フィルタのことはプロクサー、中間リングのことはエクステンションチューブ、などと呼びます。まぁ、「ハッセルのレンズフードは云々」と言われて「Hasselbladのレンズシェードは云々」と一々言い直すと友達をなくしそうなので、分かればいいんじゃね?とは思います。

 4.パーツは出来るだけ初期型派、と出来るだけ現行派
 Leicaもそんな傾向ですが、Hasselbladも時代を追うごとにパーツのコストダウンが計られているのです。例えばフォーカスフードは初期型はロックの解除とルーペの開閉を同じボタンで行うのに対し、現行型はロックなしで開くのは完全に手動、別のレバーでルーペ開閉といった按配。フィルムマガジンも初期型はスプールを押さえる部分が巻き取り側とフィルムを入れる側で別々に動くのに対し、現行型はシーソーになっている、などと結構変わってます。
 どうでもいい話ですが、わたくし、初期型のフォーカスフードのロックを解除するときの「しゃらん」って音が「はい、じゃあそろそろ撮りますかー」と言っている気がして好きですが、マジでどうでもいい話だなコレ。

 5.ウエストレベル派とアイレベル派
 一応フォーカスフード部分を付け替えるとアイレベルで使えるようになるのですが、これは圧倒的にウエストレベル派の方が多いようです。左右逆像なので使いにくいはずなんですが、それよりも、アイレベルだと比較的重たい本体を胸より上に上げなくちゃいけなくて疲れるのと、あんまりアイレベルが付いている状態で出回っていないから、かも知れません。あとたぶん、皆フードを開くのが好き(※偏見)。

 6.レリーズは左手派と右手派
 これは結構話題に上り易いお話なのですが、レリーズは右側についているのに、何故か左手派と右手派がいるのです。しかも左手派がややメジャー。
 たぶん巻き上げを右手で行うので、左手レリーズの方が常に左手でホールド出来て安定するせいだと思います。あと設計した中の人(ハッセルブラッド博士)が左手レリーズ派だから、かも?ちなみにレンズのデザインは左手派が扱い易いように出来ているようです。
 どうでもいい話ですが、わたくし、最初は左手レリーズ派になろうと努力してみたのですが、どうにも扱いづらかったので結局右手派になりました。利き手は右手だから右手でホールドした方が安定するんじゃね?などと思ったりも。

 7.巻上げはダイアル派とクランク派
 巻き上げるパーツも交換可能なので、ここにもよく分からない派閥があります。初期型はダイアル型のただの円形パーツなのに対し、時代を追うにつれて、円形パーツにクランクを付けた形、ツマミ形のパーツにクランクを付けた形、と変化しております。
 ダイアル型はなんとなく扱いにくいので、ツマミ形を好んで選んでみましたが、それほど連写しないので、どっちでも良かったかもしれない。あとクランクを立ち上げるのがめんd

 8.Vサインは写ってないといやーん派と写ってたらいやーん派
 Haselbladはフィルムの直前に「ノッチ」と呼ばれる切れ込みが2ヶ所入っているのです。そんなわけでフィルムにはVの字に画面が広がっている部分が左側に2ヶ所出来る。こいつはVサインとか呼ばれ、Hasselbladで撮った証し、として以前は写真の信頼性を保証していた、らしい。と言っても、本来プリントを焼く際に、適当にトリミングして使うことが前提であるHasselbladではVサインをわざわざ写しこむようにプリントしたことはないはず、なんである。とはいえ、Vサインをプリントに写しこむことで「ノートリミング」を主張する、という機能を果たさせることもあるようだ。
 逆にVサインが写っていると、Hasselbladを知っている人間が見たとき「おーハッセルだすげー」という印象を与えてしまうので、写ってない方が写真の印象を残し易いので都合が良い、ということもあるようだ。

 9.フードは右から閉じる派と左から閉じる派
 マジでどうでもいいね。

 とまあ、思いつくだけでもこれぐらい拘れる部分があるよう、です。正直普通に撮れればあとはなんでもいいので、使いやすい、好みのタイプを選べばきっと幸せだし、「いやいやフードは右からだろう?」なんて議論はあんまり起こらないようです。
 とはいえ、語ろうと思えば一晩ぐらいは語れる部分があるあたり、Hasselbladもなかなか面白いカメラだなぁ、などとは思うのです。しょーもないけど(笑)。

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