12月 23, 2011

フィルムマガジンの話

Posted in scrible tagged , , @ 14:59 by R_tungsten

maneuver ~ただし風が強いのは仕方がない

 A12をね……追加購入したんですよ。自分へのクリスマスプレゼントに。
 A12と言っても、RICOHのヘンタイカメラGXRのユニットではなくてですね、Hasselbladのフィルムマガジンです。
 フィルムマガジン、というのは中判の一眼レフではときどきみられる構造でして。要するにフィルムだけをカメラ本体から切り離せる機構です。35mmもこういうのあったらいいのにね。……存在を知らないだけかもしれないけど。
 Hasselbladの場合は、6×6で12枚撮れるA12の他にも、6×4.5で16枚撮れるA16とか、220のフィルムで24枚撮れるA24とか色々と種類はあるんですが、普段120で6×6しか撮らないのでA12です。

人が通ったっていいじゃない

 言わずもがな、なことも多いかもしれませんが、フィルムマガジンの良いところはなんぞ?というと

 1.いつでもフィルムを変えられる
 フィルムというのは当然ながらコマが繋がっているので、一度そのフィルムを入れてしまったら、撮り切るまでは変えられないのです。だから、「あ、ここはモノクロの方がいいよなー」とか、「そろそろ高感度にしたいなぁ」とか思っても撮りきるまでは、ほいほい変えられないのが普通です。でもフィルムマガジンなら、一方にはカラー、一方にはモノクロを入れておいて途中で変える、みたいなことが可能です。

 2.フィルム交換時にチャンスを逃さない
 一本フィルムを撮り終わったら、そのフィルムを巻き上げて、端っこを糊で止めて、別のフィルムを装填して、1枚目まで巻き上げる、という作業が必要ですが、あらかじめ1枚目まで巻き上げておいたマガジンを用意しておけば、マガジンだけ交換すれば、とりあえず次の1枚が撮れます。その昔、Hasselbladがスタジオで主役を張っていた時代(※割と今もかも知れませんがw)、アシスタントが装填済みのマガジンを用意し、撮り終わったフィルムは巻き上げておく、と言う作業をすることで、間髪入れずに撮り続けることが出来たようです。……たぶん、マガジンって本来はそういう用途の為にあるんですよね(笑)。

 3.フォーマットを選べる
 中判では6×6や6×4.5みたいな縦横比がありますが、それに対応したマガジンを使えば選んだフォーマットで撮れます(6×7はなかったかな……)。35mmでもたまにフォーマットを選べるカメラありますけどね!……Diana miniとか。
 あとポラ用のマガジンとか、デジタルバック(フィルムの代わりにセンサーをくっつけられる)なんてものも……ありましたね(※遠い目で)。ポラはちょっと前までテスト撮影用に大活躍だったようですが、今はフィルムが割りと入手困難ですし、デジタルバックは流石に高すぎて買える気がしませんw……だって自動車並みの値段がするんじゃじぇ……?
 とは言え、記録部分を分離して、あとから未知のプラットフォームへ応用可能であるように設計してる、というのは実にロマン溢れる話ではあります。

 あとは、ちょっと工夫すれば幾らでも多重露光可能なとことか、光線漏れしたらこの部分だけ直すか交換すればいいとことか、外せば空シャッター切り放題でハァハァ出来るとことか、いろいろと良い事はあります。
 デメリットはかさばることと、二つ以上買わないと力を発揮できないところです(笑)。
 今回購入した個体は製造番号がSVから始まるので2001年製です(※これだけ読むと意味分かりませんが、Hasselbladの製造番号の見方はぐーぐる先生に訊いてみると良いよ!)。ぴっかぴかです。よく考えたら、もう10年経ってるけど、なんかすごく新しい感じがするから不思議w

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